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2018
一月も終わりですが、まずは昨年をふり返って。
2018年もたくさんの皆さんにお世話になり、設計活動を充実してすすめることができました。
年初には竹口が博士論文提出。2月、箕面の新駅舎プロポーザルで二次にすすむも悔しい次点。3月にはGAギャラリーに進行中のプロジェクト模型を出展しました。4月から5月にかけては、ドイツのアウグスブルク応用科学大学との一連のワークショップを、まずは京都大学で学生たちとの合同一日設計を、その後アウグスブルクにて1週間のワークショップとレクチャーを行いました。その後、旧東ドイツの小さな村ベドハイムへUターンして事務所をしている同年代の建築家夫婦を訪ねて小旅行。ドイツの学生の制作の進め方に感心し、ドイツ史をも体感するような濃密な体験でした。また、京都にある粋伝庵という文化サロンのゲストハウスが竣工しました。夏には恒例の日本建築設計学会によるアジア16カ国の建築学生とワークショップ。昨年は建築を志す人達を、福井の鯖江、岐阜の郡上、広島の鷺島というそれぞれに地方色豊かな三拠点で迎え入れることができました。都会だけでない日本の魅力を感じてもらえたのではないかと思います。秋にはパリ市と京都市のアートイベント、ニュイブランシュに昨年設計した絆屋ビルヂングのギャラリーで三次元トンネルを設計・制作し現代舞踏家のMonochrome Circusと共演することができました。きのくに建築賞の審査員として和歌山をめぐり、さまざまな優れた実作に直にふれる機会を頂きました。また設計した粋伝庵ゲストハウスが台北国際アワード審査員特別賞をうけ、授賞式の後、かつて事務所に滞在してくれた台湾人インターン生に台北を案内してもらうことができました。昨年もフランス、中国、スペイン、バングラデシュなど世界中からたくさんのインターンが事務所に来てくれました。いくつかの設計・監理している建築が今年も竣工します。
2019年もよろしくお願いいたします。
アウグスブルク夜景
ドイツでの滞在地近くの公園
鷺島でのワークショップの様子
京都 絆屋でのインスタレーション