1200年前、真言宗の聖地として開かれた和歌山県高野山。世界遺産であり観光客が多いにもかかわらず宿坊寺院しか宿泊施設がなく、高野山出身のクライアントは国内外を問わず若い人が気軽に泊まれるゲストハウスをつくりたいと思った。そこでプライバシーを尊重するカプセル式と、二段ベッドを並べたオープンなドミトリー式を融合させた宿泊形態を考案した。各ドミトリーは一人用だが廊下に直接面し、プライバシーを確保しながらコモンとのさまざまな距離感を楽しむことができる。そしてマットレス一枚分のドミトリースペースと20数人が集まるラウンジ・バースペース、大小異なるスケールの場所を、455mmピッチの単純な木造架構を連続させることで実現した。柱1本あたりの負担過重が少ないこと、また配管・配線を集中させ露出させているのも、メンテナンスが容易なだけでなく、今後の状況変化に応じて積極的に建物を改変していくことを前提としている。目に見える構造、設備そしてシンプルな空間構成によって、ゲストハウス運営者や利用者自身による建物へのはたらきかけをうながしたい。ブラックボックスでなく、さまざまな人に開かれ長く使われる建築について考えた。

ASAN GUEST HOU

§

§
高野山ゲストハウスがCASA BRUTUSに紹介されました
掲載紙
ドイツの書籍に掲載されました
スウェーデンの雑誌に掲載されました
Taipei International Design Award 2015
台湾の雑誌に掲載されました
TAIDD
Timberize OSAKA出展、トークイベントに山本が登壇します
Timberize OSAKA
高野山ゲストハウスがFloornatureの記事に掲載されました
Houzzに京都の建築設計事務所、アルファヴィルのページが開設
デザイナーズファイル 2015にアルファヴィルが掲載されています。
2014 IAI Best Creative Award 大賞受賞
高野山ゲストハウスが日本経済新聞、一面に掲載
高野山ゲストハウスがTravel + Leisureの特集「旅に出るべき40の理由」のうちの1つに選ばれました
高野山ゲストハウスがHomifyの記事に掲載されました
高野山ゲストハウス、DIG IN THE SKYがアーキテクチャーフォトに掲載されました
アルファヴィルの作品集が出版されました
ideabooks alphaville architects
JIA建築年鑑2014